低年齢化・高齢化が進む摂食障害
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一般的に、『拒食症』『過食症』 として知られる摂食障害は、
様々なタイプがある、破壊的な食習慣のことである。
ストレスなどの、昇華できない感情を対処する方法として始まるケースが多いが、
次第に健康に深刻な害を及ぼすようになってしまう。
患者数は、男性よりも女性に圧倒的に多く、芸能人も多数罹患していたり、
あるいは、以前摂食障害であったことを告白する人が増えている。
代表例としては、歌手のレディー・ガガや、
女優の釈由美子などが挙げられる。
多くの摂食障害の患者は、『うつ病』 や、『睡眠障害』 を始め、
特に、『強迫神経症』 に、苦しんでいる。
さらには、『心臓疾患』『骨粗しょう症』『不妊』 など、幅広い。
症状としては、大きく分けて、
『拒食症』『過食症』『むちゃ食い』 の、3つがある。
過食症と、むちゃ食いは、一見似ているが、
過食症が、大量のカロリー摂取後に、カロリーの吸収を阻害する、”代償行為” を行うのに対して、
むちゃ食いは、”代償行為を行わない” ため、体重が増加するところに違いがある。
摂食障害に対する治療方法は、体重の増減ではなく、
その行動に走る原因となった、最初の問題を解決することが、
治癒への近道である。
自分が罹患していると認識していない人も多いため、
摂食障害が疑われたら、家族や友人に付き添ってもらい、
精神科や心療内科で、専門医を紹介してもらうといいだろう。
慢性的にかかりやすく、容易に再発する疾患であることから、
低年齢化・高齢化が進み、世界的な社会問題となりつつある摂食障害。
他の合併症を併発する前に、ストレスをためずに健康的な食生活を送ることが大切だ。
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